稽古場での衣裳付き通し稽古の最中の写真です。
(ビデオカメラで撮影したものを、テレビで再生、写真撮影)

並んでいる順、足元だけでもお分かりになりますよね?(笑)

さて、この写真で何をお話したかったか?
それは、床に貼ってあるビニールテープ。
手前には短い白いテープが3箇所。
私たちの後ろには赤いテープが貼ってあります。

これが、「ばみり」と呼ばれるもの。

「ばみり」・・・どこかで聞いた覚えがあるでしょ?
そう、公平先生の「作曲家生活30周年記念コンサート」
巴里花組メンバーの役割分担について、
日髙さんが説明してくださった中にでてきた、
「ばみり担当」の「ばみり」はこれなのです。

エリカの前のT型の白テープが、舞台の中心。
そぼ右が上手1番、そのまた右が上手2番・・・と続きます。
(本番の舞台では先端の辺りに番号シールで表示)

後ろの赤テープは、
赤い幕の位置です。
ここに立っていたら、降りてきた幕にぶつかってしまうわけです。

出演者は、この「ばみり」で確認しながら移動するのです。

 
                冴子