20180929

左から
千葉繁さん、冴子、二又一成さん
古川登志夫さん平野文さん
神谷明さん

以前もご紹介した「うる星やつらのスタジオ風景。
1982年頃の雑誌記事の写真。

今回は千葉繁さんのアドリブについて。
実は、この記事でも話題になっていたのです。

ディレクターの斯波重治さんが千葉さんのアドリブを
「うまいんですよ~」と語っていらして、
出演者がそれぞれ、絶賛していているの。

こういう風に雑誌で取り上げて下さったから、
放送をご覧になったファンの方も、
「これは千葉さんのアドリブなんだ!」って
お分かりになったのね!

不思議だったのです。
台本の内容を知らないはずのファンの方が
どうしてアドリブだってわかるのかしら?って

なるほど~。

こんな風にアニメ雑誌や、
多分キティさんのファンクラブの会誌などでも
きっと記事になっていたのでしょうね。


でも、実際の雰囲気って
伝わっていたのかしら?と、思ったりもする・・・


千葉さんのハイテンションのアドリブ!
で、
「うわっ、またでた~~~
スタジオ内は和気あいあい

うんうん、その通りでした

懐かしいわ~


ところが・・・

スタジオの千葉さんは、物静か・・・

時々
優くほほ笑んで、お話をする。

そしてじ~っと台本を見つめている・・・。

暗い?

ネクラ?

いえいえ、
千葉さんの性格が暗いのでなくて・・・
ずっと考えていらしたの。

実は私はいつも千葉さんのすぐそばに座っていたので、
知っているのです。


千葉さんがずっと台本に書き込んでいらしたこと・・・

ペンを持った右手を頬にあて、
声に出さずつぶやいていたこと・・・

これを繰り返していらしたことを・・・。



アドリブって、いろいろなパターンがあるでしょ?

一発ギャグ的なもの、
台本に言葉として書かれていない息遣い、
アクションの掛け声も
まとめてアドリブって言うけれど、
千葉さんのアドリブは
ものすごく考えて計算されたものだったと思う。


それは演出家のような感性と
脚本家のような文才とを併せ持たなくては
できないことだと私は感じていました。


だから毎回、千葉さんのアドリブが飛び出すたびに

大笑いしたいのをぐっとこらえて(本番中だからね)
自分の次のセリフを
素知らぬふりで続けなくちゃならないわけですが、
出番の後には、
尊敬のまなざしで千葉さんを見つめていたのです

そうやって、
学ばせていただいたのです
千葉さん、ありがとうございました



あっ、私のこの雑誌記事での発言は

「千葉さんはみんなのアイドル」って
書いてありました



こんな風に記事にしていただいたからこそ、

こうして何年経っても話題にできる・・
取材記者さんやカメラマンさん、
編集部の方にも感謝です!

ありがとうございました。


実際、アドリブって生のステージでは
お客様にウケるんですよね~
だからついつい狙ってしまうのは、
役者だから仕方がない・・・

けれど、
やっちゃいけないこともあるんですよ


声物語 2 声優たちの宴
のキャストには、
きっとそんなこだわりがあると思うの。

私はそんな話しも聞いてみたい。

あっ、声優志望の方も
きっとプラスになることが
たくさん話題にでてくると思うわよ。

このメンバーが揃って
そ~ゆ~話をする機会は、まずないと思うので。
興味と意欲のある方はぜひいらしてね。

あっ、お申し込みの際メッセージ欄に
「声優志望者です」などと書いてくださると
うれしいです。
お待ちしています。



                 冴子

声物語 2
時間旅行 声優たちの宴
~トークショウ&ブッフェパーティー~
先着順です
開催案内は
こちら
詳細(お申し込み)は こちら

Twitterキャンペーン詳細につきましてはこちら

声物語2宣伝画像小


ツイッターはこちら
20180826.180

【お問い合わせ】
問い合わせフォームは こちら

上記がエラーになってしまう場合は こちら 




このブログに掲載されている写真・画像・イラストを、
無断で使用することはお断りします。