
左から










以前もご紹介した「うる星やつら」のスタジオ風景。
1982年頃の雑誌記事の写真。
今回は千葉繁さんのアドリブについて。
実は、この記事でも話題になっていたのです。
ディレクターの


「うまいんですよ~」と語っていらして、
出演者がそれぞれ、絶賛していているの。
こういう風に雑誌で取り上げて下さったから、
放送をご覧になったファンの方も、
「これは千葉さんのアドリブなんだ!」って
お分かりになったのね!
不思議だったのです。
台本の内容を知らないはずのファンの方が
どうしてアドリブだってわかるのかしら?って
なるほど~。
こんな風にアニメ雑誌や、
多分キティさんのファンクラブの会誌などでも
きっと記事になっていたのでしょうね。
でも、実際の雰囲気って
伝わっていたのかしら?と、思ったりもする・・・
千葉さんのハイテンションのアドリブ!で、
「うわっ、またでた~~~

スタジオ内は和気あいあい

うんうん、その通りでした

懐かしいわ~

ところが・・・
スタジオの千葉さんは、物静か・・・
時々
優くほほ笑んで、お話をする。
そしてじ~っと台本を見つめている・・・。
暗い?

ネクラ?

いえいえ、
千葉さんの性格が暗いのでなくて・・・
ずっと考えていらしたの。
実は私はいつも千葉さんのすぐそばに座っていたので、
知っているのです。
千葉さんがずっと台本に書き込んでいらしたこと・・・
ペンを持った右手を頬にあて、
声に出さずつぶやいていたこと・・・
これを繰り返していらしたことを・・・。
アドリブって、いろいろなパターンがあるでしょ?
一発ギャグ的なもの、
台本に言葉として書かれていない息遣い、
アクションの掛け声も
まとめてアドリブって言うけれど、
千葉さんのアドリブは
ものすごく考えて計算されたものだったと思う。
それは演出家のような感性と
脚本家のような文才とを併せ持たなくては
できないことだと私は感じていました。
だから毎回、千葉さんのアドリブが飛び出すたびに
大笑いしたいのをぐっとこらえて(本番中だからね)
自分の次のセリフを
素知らぬふりで続けなくちゃならないわけですが、
出番の後には、
尊敬のまなざしで千葉さんを見つめていたのです

そうやって、
学ばせていただいたのです

千葉さん、ありがとうございました

あっ、私のこの雑誌記事での発言は
「千葉さんはみんなのアイドル

書いてありました

こんな風に記事にしていただいたからこそ、
こうして何年経っても話題にできる・・
取材記者さんやカメラマンさん、
編集部の方にも感謝です!
ありがとうございました。
実際、アドリブって生のステージでは
お客様にウケるんですよね~

だからついつい狙ってしまうのは、
役者だから仕方がない・・・
けれど、
やっちゃいけないこともあるんですよ

声物語 2 声優たちの宴
のキャストには、
きっとそんなこだわりがあると思うの。
私はそんな話しも聞いてみたい。
あっ、声優志望の方も
きっとプラスになることが
たくさん話題にでてくると思うわよ。
このメンバーが揃って
そ~ゆ~話をする機会は、まずないと思うので。
興味と意欲のある方はぜひいらしてね。
あっ、お申し込みの際メッセージ欄に
「声優志望者です」などと書いてくださると
うれしいです。
お待ちしています。
冴子
声物語 2
時間旅行 声優たちの宴
~トークショウ&ブッフェパーティー~
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