3月3日は雛祭り。

子供の頃は、毎年お雛様を飾るのが楽しみでした。

お内裏様は冠をつけて、
太刀を挿し、手には笏(しゃく)を。
お雛様の手には桧扇(ひおうぎ)をもたせます。

太刀は鞘から抜くことができて、チャンバラごっこもできました(笑)

夜になって、ぼんぼりの灯りの中に浮かぶお雛様は
とても神秘的で、私も物語の中にいるような感じがしました。




ずい分前の記念撮影ですけれど・・・



実家では私のお雛様と、妹のお雛様の二組を飾ります。
向かって右側が私のお雛様。

母が工夫して二組の高さを合わせて飾ってくれました。
だから私の飾りの下の段には、
妹のお人形さんやぬいぐるみまでのっていました(笑)


優しいお顔のお雛様、
聡明なお顔、可愛いお顔・・・
お人形によって、表情は違います。

私のお雛様は、私が赤ちゃんのときに
母方の祖父母が買ってくれたものです。

「女の子は自分のお雛様に似てくるのよ」って、
祖母や母が話してくれました。
だから願いをこめて選んでくれたのだそうです。

顔というより、性格や雰囲気のことなのかな?




私はお雛様に似たかしら?


            冴子